企業分析と長期保有について(ココペリ)
今回は成長著しい銘柄4167ココペリについて自分なりに分析していきます。
成長性をみると将来的に保有を検討したい企業だと感じました!
ただ長期での保有を考えたときにはどうなのでしょうか?
1.ビジネスモデル
金融機関と中小企業を繋ぐ支援をしている企業。「Big Advance」というプラットフォームでサービス提供しています。
地方の地域新興にも貢献しています。
概要はココペリの資料から引用させて頂きます。
2.健全な財務と大きな成長力
昨年度決算では魅力的な数値を出しています。
売上高営業利益率:24.51%
ROE:16.4%
有利子負債:0
自己資本率:88%
フリーCF:278百万(21.3期)
保有現金:1547百万(21.3期)
そして今期決算予想では昨年営業利益より43%増の成長予想もなっており、各種数字も申し分ない魅力的な数値となっています。
そして四季報によると、この成長の流れは2023年も続く予想と開示してます!
3.参入障壁と長期潮流
自分は情報通信系のことがあまりよくわからないのであまり説明できません💦
肌感覚的にAI系は参入障壁は低いのかなぁと思っていて、今後目立った競合優位性をどう出していけるのかというところかと思います。
付加価値としては今後も拡大予想の金融機関との共有データでしょうか。
現状は導入金融機関数は右肩上がりですが、高い参入障壁がわからないためいつまでこの右肩上がりが続くのか仮説が立てられません。
従って、まだまだ長期潮流として疑問なところがたくさんあります。
4.投資タイミングは⁈
長期潮流と参入障壁で絶対的な点が見つけられないので、数年単位での長期保有としてはまだまだ疑問なところです。
ただし業種が情報通信系で人気業種ということもありますし、発行株数も少ないので短期での株価暴騰は考えられそうです。
発行株数:7859千株
浮動株:約966千株
PER:43.7
現在チャートは下降トレンド📉となっております。
22/1/7の信用残は、売21.600 買427.400と倍率19.79倍でまだまだ信用整理が必要ですね。
投資するなら下降トレンドのチャートで底を打った段階で投資していきたいですね。
5.まとめ
現在ココペリは成長著しい企業ですが、オンリーワンの参入障壁と長期潮流に疑問があるため今回の長期保有スタイルでいったら保留です。
ただし、短期的な投資でいうと上記で説明した数値や少ない浮動株のため短期的な暴騰は考えられそうです。
その辺を踏まえて株価の底打ちを確認しながら短期での投資は検討できそうです。
最後まで読んで頂きありがとうございました🙇♂️