企業分析と長期保有について(セルソースの場合)
投資で確実はないですが、確度を上げるために銘柄分析をしなくてはいけません。
今回のブログでは、自分の主力銘柄について考察していきます。
僕がいつ?何を思い?どのような考えでどれだけ株を買ったか?
今後の参考になれるよう記載していきます。
1.セルソースとの出会い
2019年10月28日に上場したセルソースですが、自分が真剣に投資対象として考え始めたのは2020年3月のことです。
某投資雑誌の特集にセルソースの記事が掲載されておりました。
バイオベンチャーでは珍しく創業以来黒字経営!
再生医療の市場規模は2050年には全世界で38倍!等々…
期待できる内容が書かれていました。
2.財務分析と長期潮流
2020年春セルソースの財務指標は下記の通りでバイオベンチャーの中では群を抜いておりました。
・ROE:33%
・自己資本比率:74.9%
・有利子負債:0
・営業利益率も20%程度あったかと思います。
長期潮流として、2050年までの再生医療の市場規模は下記の経産省データから見ると
国内は勿論のこと世界的な成長産業だとわかります。
セルソースのビジネスモデルがかなり当てはまると予想しました。
3.参入障壁
セルソースのビジネスモデルについて。
医療機関から、患者の脂肪や血液の加工を委託される。
そして再生医療に使える形態に加工したうえで医療機関に提供します。
医療機関がそれを患者に注射することで、膝関節などの痛みを伴う箇所を軽減します。
脚や肘の故障にも再生医療は使われ、再生医療での治療は医療機関もコストを削減できるので年々増えていく傾向にあります。
そしてセルソースは再生医療を行ううえでの特許を複数もっています。
4.スイングトレードから長期保有へ
株単価は1万円前後で高かったため、当初は100~200株でスイングトレードをしていました。(9000円台で買って10000円台になったら売却を何回か行う。)
そのような中で長期投資を考えるきっかけとして当時触っていた仕手株で大損をした経験があります。
わずか一週間くらいで300万円ほどなくなってしまったのです。。。
精神的ショックもありましたが、今後このような負けを犯さないためにしっかりと堅実な企業を見定めて投資をしなくては!と思ったのが長期投資に至るきっかけです。
その結果、すべての持ち株を一旦売却して残りの資産でセルソースを購入しました!
2020年4〜5月にかけて400株買いました。
5.長期保有をするために
2020年の4~5月にかけて購入した400株で平均取得価格はたしか9,820円くらいでした。
その後は売らず、2020年6月13日の2Q決算を待つことに。
自分の予想としては、コロナもあり今期は業績は横ばいだが長期としては上向き傾向と予想していました。
その結果…
業績は若干の右肩上がりで各種分野での研究結果も好調!
翌6月16日から株価は爆上がりを続け、2倍以上の20,500円で200株を売却しました。
結果、売却したことで得た利益は200万円以上。
そして残りの200株はただで手に入れたも同然となります。
これが恩株ということです。
ここまでくるとセルソースの業績は右肩上がりですので後は財務状況などを確認しつつ保有するのみということになります。
その後は業績拡大に伴って2度の分割、資産の大幅拡大に寄与しています。
今後も保有して利益を最大化していきたいと思います!
最後まで読んで頂きありがとうございました🙇♂️